節子にはめられたとはいえ
まさか、あそこで利尿剤を飲まされて、最愛の彼
アキちゃんに失禁したおしっこをかけてしまうなんて、
郁美、思いもしなかった事態にショックだったのよ。
普通、彼におしっこをかける女がいるか・・・・・・
どうしてもっと、おしっこ我慢できなかったの。
もっともがいて、逃げられなかったの?
もう一人の自分が、あたしを責めて・・・
もうだめ、彼女失格、郁美は駄目なおんな。
どんどん、落ち込んで行ったの。
制服のスカートのまま、ベットで丸一日
飲まず食わずで泣いていた。
いつの間にか眠って、夜になって
まんじりともせずに朝になって。
昼になって、また泣いて。
気が付いたら翌日の夕方になって。
ベットのそばに、アキちゃんがいたんです。