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2018_05
02
(Wed)05:36

孝一さん

昨日の雷、怖かったのよ。
可南子はもともとかみなりが
苦手なんだけれど、
きのうのは特別に怖くて。
停電のあとは、ずっと彼に抱きつくようにして横になって。
寝間着姿でずっとくっついて。
たぶん乳房を押し付けていたし。

恥ずかしいわ。

朝食の後、洗い物。

俺がやるよ。
彼が手伝ってくれるンだけど。
スポンジを取る手が重なる。
まあ・・・・
お皿を取る手がまた一緒のタイミング。
どうも・・・

どうしよう。恋人状態の心理状態に
二人はなってしまったらしいのよ。

洗濯物を干す。
二人で干すのよ。

大きなものから順番に干してくれる孝一さん。
やさしいのね。
可南子は靴下とか。
軽いものでいいからって言って。

最後に残ってしまったのが
可南子の下着。昨日の桃色のブラとショーツ。
何を思ったのか
そいつはいいやって感じで、
孝一さん行ってしまった。
恥ずかしがっているのかもしれないわ。

可南子姉は本当にいい人で、そんな風に思ってくれた。
でも、おれは、あの、ほれ、何だよ。
勃起しちゃったんだ。
昨日の可南子姉の、雨に濡れた後
おれに見せてくれたブラ姿。
思いだいちゃって。
自分の性器が硬くなっている。まずい。

そのまま悶々とする。

居間に戻ってきたお姉ちゃん。
襲いそうになる。

孝一さんどうしたの??
けげんそうな顔をする彼女?
おれ、急に衝動に駆られて、
彼女を抱きしめて力ずくでキスしてしまった。
抱きしめたとき彼女は抵抗して。
きゃあ・・・やめて・・・放して・・・・
10秒くらい一生懸命・・俺から離れようとして。
そのあと急に静かになって。
孝一の不器用なキスを受け入れてくれて。
口を離す。
びっくりしたような目。
もう一回キス。
今度は全然抵抗しない。
よかったあ。

終わると急に恥ずかしくなる。
可南子姉ちゃんが好きだ。
好きだよ。
好き。
そう叫ぶと俺は急に照れ臭くなって部屋にこもった。

30分後、
落ち着いたので、トイレにでも行こうかと部屋から出ると、
ドアのすぐそばに、可南子姉が立っていた。
目を潤ませている。

孝一さん。
あたしも、あたしも好きよ。

彼女はそう言ってくれた。

ありがとう。うれしい。

C.O.M.M.E.N.T

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