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2018_04
30
(Mon)18:49

ばあちゃんのいない夜

黒電話にばあちゃんからかかって来て
雨に気を付けて、
ばあちゃんは隣村の通夜の準備のために
クルマで行ってて、雨で帰れないという。

この広い家に彼女と二人。
いや、おれが家長だ。
おれが可南子姉を守って。
いきり立つ俺。

夕食は二人で協力してスパゲッティーで済ます。
可南子姉はなんとかという草を乾燥したものを持参していて
ものすごく上品だった。
俺みたいに量ばかり求めてはいけない、ことも知ったんだ。

寝る段になって、いきなり停電。

うわあ。
やばいなあ。

畳の居間で電池のランタンと
懐中電灯を集めて、
雷が怖いという可南子姉。
東京のとは違って、ビビるらしい。
おいでよ。
可愛い寝間着。震えている。
彼女をそばに侍らせて、
なんとなく雑魚寝っぽく。

本当に寝ながら抱きついてくる可南子姉。
ど、どうしよう。
いや、男らしく受け止めて。
え、あ、その、う?
上半身が柔らかいよ。
え、下着なし?
バストが寝巻の布地越しに
ぼくの腕とか上半身にあたる。
もっとこの柔らかさを実感したい。
抱き寄せる。
ああ・・・いい感じ。
可南子姉ちゃんってホント柔らかくて気持ちいい体の持ち主なんだね。

俺と姉ちゃんは結局夜明けまで居間にいて、ゴロゴロとして。
寝たようなそうでもないような格好で。

翌日はすっかり朝から晴れて。

少し目の赤い可南子姉。
昨日の朝同様に元気。
生き返った表情だった。
孝一さん、おっはようーー。だって

DSC04356.jpg


C.O.M.M.E.N.T

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