2018_03 27 (Tue)17:17 ただ駅で待つ マコは駅で待っていた。小さな駅舎、ホームは二本。東京行きは朝と夕方に一本ずつ夕方17時の列車に乗るつもりだったマコ。くみこは来るのか??待合室に座りながら道の方をじっと見て。遠くでマコちゃあアアアンという女の声がしたような気がして。でも気のせいなのかな。女の子は歩いていない。待つ・・・・ずっとそのまま。あたし、すぐ近くにいたの。駅の手前にあった、きれいな女子トイレに居たの。あさ、穿かされた下着。そして体の中のいやらしいタンポン。そっと、取り出して。小物入れに、棄てた。半夏物のワンピースの下は何も着ていないあたし。マコちゃんはきっといないわ。もう行ってしまったのでしょうってくみこは勝手に思っていたの。自分の住む町まで列車で帰ってと思って、待合室の入り口に来た時、男子にぶつかりそうに・・・なった。あっつくみこちゃん。マコちゃん。抱きしめてしまう。くみこちゃんの顔が紅潮した可愛い顔が、みるみる涙に。もう一回抱きしめて。