朝子、半泣きである。
ボディスーツは極薄の純白で、ほとんど裸。
ブラをしているだけ、まだよかったかもしれないが、
下半身はＴバックらしく、股間のホックが取れてしまったから
ほとんど、役に立っていない。
すぐ近くとはいえ、街中をパンスト一つの下半身で歩いたら。
朝子がかわいそうであった。

涙と半分汗にまみれた彼女の顔はきれいだった。
抱きしめる。
キスする。
おれ、絶対この女を離さないって思った。

着替えて、やすんだら。
彼女はおずおずと、服を脱いで。

して。
アキちゃん。
朝子を・・・・・

泣きぬれた目で、僕を見上げている。