あやか・・怖い夢を見ることが多いんです。
そうよ、あの時から・・
昨夜も、うなされるほど・・・
彼はいなくて・・
ひとり・お部屋で・・
夢の中で、悪者たちに捕まってしまい
正座して、あやまる、あやかがいるの。
ごめんなさい。
ゆるして。
沢山の手があたしのカラダに伸びてきて。
絶叫するあやか。
何でもします、しますから、
身体を触るのは許して。
すると、
目の前の男が三人も
ズボンのファスナーを下ろして、
じゃあ、こいつを慰めてもらおうかな。
正視できないあやか
おおきい、
巨大な男性性器を突き付けられて
きゃあああああああああああ。
叫んだところで目が覚める。
からだの、身体の震えが止まらない。
ひとりで、真っ暗な部屋で。
あやか、こわいの、こわいんです。
恭一さんは、こんやも、いません。
でも・・・
その晩だけは違ったの。
お隣の部屋から、声を掛けてくれた人が居たの