2018_12 30 (Sun)07:25 事前偵察するむすめ もう、心配したのよそしたら、純子、助けてくれた男性が好きだとか急に言い始めて。 学校の帰りに偵察することになったの。金曜日の午後、遅い時間。可南子と二人でよ。あ、いた。この人だってすぐに。庭で洗濯ものなんか取り込んでいる。よさそうな人よ。柔和な表情だし。いけるわね。こんにちわ。あたし、朝子って言います。こちらは、可南子。みずいろ学園の三年生です。純子がとってもお世話になって、あたしたちも、感謝してます。上げてもらった。何にもないけれど、って言いながら、高級クッキーを出してくれる。ま、おいしいわ。全部食べていいよ。え、じゃあ。可南子、ちょっと、いいからいいから。少しは遠慮しなよ。1時間ほど歓談する。二人とも美人だね。純子ちゃんのこと、好きですか??大好きです。(おおーー)ぼく、あんな感じの愛らしいタイプに弱くて。(なるほど、あたし達大柄女子はお呼びでないらしい)いい子ですよ、苦労しているけれど。人柄、性格は保証します。さっそく、速攻で寮に帰り、純子に報告。いい人じゃない。いけ、彼氏にしろ。あした、精一杯おしゃれして。