あゆみ寮の一番端の窓のない部屋があって
細長いの。そこの奥に居る時に
入り口のドアが閉まってしまい。
あたし、出られなくなってしまったんです。
急におトイレに行きたくなった可南子よ。
ああ、お手洗いに行きたい。したいの。
行きたい、いきたい、膀胱の中は
可南子の尿で一杯なの、
あ、出口を求めて暴れまわっていう、
手を押さえて耐える可南子よ。
ずいぶん時間がたって、でも彼は車で出かけていないの
いないの、いま、あゆみ寮にいるのは可南子ひとり。
どうしよう、だめ、だめよ、ひざまずいて
恥ずかしい場所を押さえて、でも、我慢は限界に来たの。
ローズ色のショーツを脱いで、よそにおいて、
短いスカートをまくって震えて。
倉庫の床に。
ごめんなさい、秀樹さん、あゆみさん。
可南子、寮の倉庫の中で・・・・失禁してしまう。
ちょろちょろ、ちょろちょろじゅわーーーしゃああああ
どんどん出てくる、大量の尿
ああ、ゆかの、池が大きくなってしまう。
だめ、でも止められない。あああどうしよう。
やっと、やっと尿の勢いが止まってきた。
ああああ、どうしよう。
ドアはやっぱり開かない。
可南子、座り込んでしまう。
涙が、一粒、二粒。
くう・・・・・うう・・・