コウイチが迷いこんだ小屋の中に
女子が一人で拘束されていた。
床には、してしまった大量の・・・
泣いているのは・・あ・朝子ちゃん。
社員らしき人、いや、水泳コーチがやってきた。
何だ、なんだ、床を汚しちゃったじゃないか。
おい、おまえ、下を脱げ。
はい。
お前の下着で、拭け。
はい。
ぼくは、ナイロンショーツを脱いで、
朝子ちゃんの失禁のあとを、拭いた。
朝子ちゃんの嗚咽が余計深まった。
持ち場に戻るように。
コーチが言う。
これはちがうな。
朝子ちゃん、どこに泊まり込みしていた。
部屋は何処??
彼女の拘束をすこしずつ解いて。
よろよろする朝子ちゃんを引っ張って、
プールの外まで行った。
彼女は着用を義務づけられた、コスチューム水着を部屋で脱ぎ棄てて
普段着で飛び出してきた。
逃げよう。
ふたりで。
うんと言って、朝子ちゃん、ついてきてくれたんだ。