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付き人も、一仕事終わって、油断していたみたい
めずらしく、先に、眠ってしまった。
いつもなら、純子のおフェラが済まないと
決して寝ないのに。

純子、手首も括られていない。
付き人のそばに、ズボンから出した財布がある。

覗いてみた。
３万円ある。

純子、下着をつける。
パーカーを羽織って、
一番歩きやすい靴で。

そっと、街へ出た。
車で送迎されているが
外の風景は見ているので
どちらが駅かはわかる。
時間は２２時。

上り電車、乗り継ぎ、純子は強いの。
任せてね、スマホ乗換検索なんていらないわ。
中央線の最終電車に乗って
ｍ駅に着いたとき、ホッとして、涙が出たわ。
何とか、暗い道を歩き通して、
みずいろ学園の、みんなが住んでいた
懐かしい寮にたどり着いた。

玄関で、もう、体力が残っていなくて。

物音に気が付いたマコちゃんの声がする。
はあ・・・・・・・
助かった。

ちょうど、男子二人しかいなかった。
彼らは純子をお風呂に入れてくれて
そのあとすぐに暖かいベッドを用意してくれた。

ありがとう。みんな。
明日には、女子たちが戻ってくるというのよ。
まあ・・・・・・なみだが・・・・